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担当者0の3Dスキャン日記 「No3-スマホ3Dスキャン:講義室編」

こちらのブログでは、スマートフォンを使って3Dスキャンしたものを取り上げていきます。

3回目となる今回は、弊センターの「講義室」を3Dスキャンしてみました!弊センターで開催している3DCADやその他の講習は、基本的にこちらの講義室を使用しております。

今回の3Dスキャンに使用しているアプリは【 Scaniverse ( https://scaniverse.com/) 】というアプリを使用しております。アプリの細かい仕様や特徴の説明は省きますが、こちらのアプリを使用することでスマートフォンを使って空間の3Dスキャンが簡単に行えます。

ちなみに、比較的新しいiphoneであれば、Proモデルでも通常(無印)モデルでも本アプリを使用することができますが、Proモデルの場合はLiDARセンサーが搭載されているため、対象物との距離をセンシングすることでより正確にスキャニングすることが可能です。

※LiDAR (Light Detection and Ranging) について:スマートフォンの「LiDAR」センサーは一般的に「ToF(Time of Flight)」方式を採用し、レーザー光の反射時間を主に利用して距離を測定するセンシング技術です。LiDARは様々な分野で利用され、広域測定や自動運転にも活用されます。スマートフォンの「LiDAR」はLiDARスキャナー、ToFセンサーと呼ばれることもあります。LiDARセンサーはiphone12以降のProモデルに搭載されています。

LiDARセンサーの有無によるスキャン結果の違いについては、個人的に保有している「iphone16ProMax:LiDARあり」と「iphoneXR:LiDARなし」でそれぞれスキャンして比較してみましたので、以下をご確認下さい。

いかがしょうか?iPhoneのProモデルは高価ですが、3Dスキャンがキレイに出来るなら安い気がしてきますね!ですが、日常用途や比較的小さなものが対象の場合は、通常モデルのiPhoneでもキレイにスキャンすることができますので、個人的にはどちらを購入しても良いと思います。

また、実際の3Dスキャンの様子についても撮影してみました。スキャンの様子については下記の動画をご確認下さい。

以上です。3Dスキャンの種類や方法について知りたい方、スマートフォンや業務用3Dスキャナ、スキャンデータの編集ソフト等について気になった方は、お気軽にお問い合わせください!

小野寺