2024年11月6日(水)、7日(木)の2日間にわたり、デジタルエンジニア養成講習「JIS製図法」コースを開催しました。 デジタルエンジニア養成講習は、機械設計の七つ道具と呼ばれる「JIS製図法」「公差設計」「機械材料」「加工法」「強度設計」「要素設計」「信頼性設計」を座学で学ぶとともに、3Dデジタル技術も習得できる総合的なプログラムです。製図法は、図面を描く側と読み解く側の両者にとって不可欠なスキルです。
本コースでは、三面図の見方や図面作成の基本ルールに加え、寸法公差・はめ合い、幾何公差、表面性状について学びました。さらに、「包絡の条件」や「最大実体公差方式」など、はじめて製図法を学ぶ方にとってはやや高度な内容も紹介しました。受講者の皆さんが真剣に耳を傾け、理解を深めていく姿に、とてもうれしく思いました。